今の日本では、違法賭博以外色々なギャンブルが存在します。
法律を守っているカジノもあり、令和の時代ではオンラインでカジノができる、「オンラインギャンブル」も開拓が進められています。
カジノ、と聞いて他に思い浮かぶギャンブルは何でしょうか。
恐らく、古くから愛されているものとしてパチンコが思い浮かぶ人が多いはずです。
では、パチンコは本当に儲かることが出来るのでしょうか。

パチンコで儲かることは不可能

玉を打っているだけなので完全な運のゲームだとして「運ゲー」と言われたりもします。
結論から言ってしまうと、パチンコで儲かることは不可能という考えの方が強いです。
というのも、一種の娯楽みたいなもので、これで生活をして行ける程儲かるというのは無理があります。
世の中には、色々な本でパチンコが紹介されています。
絶対勝てる!と付いたタイトルや、負けない方法と書かれたタイトル、勝ち続けるためには、と興味を引くタイトルであったり、色々な本の筆者が考え抜かれたタイトルを付けて買ってもらおうとしています。
しかし、それらもあくまで小手先のテクニックのようなもので、実際にその本を読んで勝つ確率が上がるかと言われれば、それは数パーセント勝ちやすくなるだけといった所でしょう。
そうなってくると、この手の手法で勝ち続けるというのは難しいどころではなく、それで生活をしていこうとしているなら、考えた方よいレベルなのかもしれません。
生活をしていくほど稼ぐという面では、かなり厳しい話になっていきます。

運によって勝つ場合もある

しかし、少しお小遣いを稼ぐといった面では、もしかしたらパチンコが良い手段になるかもしれないです。
なぜなら、パチンコはずっと負け続けるような仕組みが施されているわけではなく、それこそ運によって勝つ場合もあります。
何かが発端で臨時収入が入ってきたとして、それは生活になくても困らない金額であるはずです。
そのようなものを、ギャンブルに費やすのはある意味、変な使い方ではありません。
自分のしたい事に対してお金を払うのですから、趣味の一部にお金を使っているだけということができるでしょう。
しかしながら、今の日本ではこのようにギャンブルに使うお金に対しては、割と否定的です。
でも例えば自分の趣味がサイクリングだったとして、それに使うお金を否定する人は誰もいません。
読書が趣味な人は本を買いますし、釣りが好きな人は釣り具を買います。
ファッションが好きな人は、他の人にはわからないような価値の服に多額のお金を払うのです。
そう考えると、このようなギャンブルもそれらと同意義なはずです。

ギャンブルには少しの夢と希望が含まれている

今の日本でこのようなお金の使い方が、もっと肯定的になるには少し時間がかかるかもしれません。
自分の生活に支障が出ないほどの金額を、ギャンブルにつぎ込んで少しお金が増えて返ってきたら誰でもうれしいですよね。
このギャンブルには、そのような少しの夢と希望が含まれています。
ただ、気を付けなくてはならない点があります。
それは、この僅かの夢と希望に自分の人生を費やしてしまう事です。
よく、パチスロで一攫千金をするために稼いだお金をほとんどつぎ込むんだ、と豪語して見事に爆死してる方がいらっしゃいます。
結局そんなことをしてしまっては、意味がありません。
お金があれば幸せになるという考え方から、パチスロで一攫千金を狙おうとしたのかもしれませんが、もしそうであればそのような行動になってしまう思考に原因があります。
なので、一度幸せとは本当は何なのかを考えたほうが良いです。

自制心が何より大切

ギャンブルを健全に楽しむには、自制心が何より大切です。
どうしてもこれらは規制できないもの、と考えている人がいますが、実はそんな事もありません。
自分の決めたルールに基づいて、その意思を強く持てば健全に楽しめるはずです。
今は書店などに、自己メンタルのトレーニング方法やマインドセットの本がズラリと並んでいます。
このように、如何にして勝つかを考えながら、自分に対しても何か学びがあって遊んでいけばきっとパチスロも、何か得られるものがあるはずです。
結局は、自分が楽しくて納得しているかどうかが問題です。
かといって誰かに迷惑をかけてしまっては本末転倒ですが、ある程度の良識と自制心を持ったうえでこのようなギャンブルをすることは決して悪いことではありません。
本人が楽しくてしょうがないと感じているのであれば、それはそれで人生に華と彩りが加わることになります。
周りの人からは、そんなのを楽しいと感じているようでは心配と嘆かれることもあるかもしれません。
しかしそれは周りの価値観でしかない訳で、自分の人生の楽しみと幸せは自分しか分からないのです。
本当の意味で勝ちたいのであれば、ギャンブルも本気で取り組むのが良いでしょう。
何事に対しても、本気で頭を使って取り組んでPDCAのサイクルを回せば、それなりに結果と思わぬ副産物が返ってくるはずです。
やるなら本気で、全力で取り組むことをお勧めします。